2024年10月1日。東海道新幹線開業60周年の節目(1964年開業)であり、また北陸新幹線の高崎~長野間・当時の通称は長野新幹線が開業した日(1997年)でもある。
この日に臨時国会が召集され、鉄ヲタを明言している石破茂氏が新首相に就任した。
石橋は自民党内では「体制内野党」ともいわれ、いわゆるネトウヨなどではない、誠実にもの言う姿勢、ていねいな姿勢が評価されていたともいわれる。その一方で超タカ派でもあるという一面もある。
野党側にとっては、論戦としては、民主主義の教科書通りのセオリーだとはいえども、これまでの安倍首相などと違う意味で、手強い相手にもなりうるのだろうとも思われる。
首班指名と所信表明演説を経て、10月9日にも衆議院解散という見通しが取り沙汰されている。その場合、10月27日投開票が有力だともいわれる。
自民党の側も、新政権発足で、不安定な状況になっているとも見える。一方で野党側も混乱が山積み。互いに自壊しているような気もしてならないし、ひどい言い方をすれば「どちらが議席をより維持できるか」が問題になっているような気もする。
いずれにしても、国民の要望に立った、国民生活を踏まえた施策が出て、それをよりよい方向で練られるようなことが望まれる。