堺市長選挙の宣伝カー、維新の運動員が地理感覚ゼロのアナウンスをしていったらしい。
今日、ついに永藤陣営は水道代と言わなくなりました。で、北区の街宣で大笑いどころは、「ときはま線」を延々と御堂筋というてたこと(地下に御堂筋線が走ってるだけで、御堂筋じゃねえよ)と、北花田のロイヤルホストが閉店したのは、竹山のせいと言うてたあたりかな。
— おりた (@toronei) 2017年9月19日
ときはま線を御堂筋と呼ぶなんて完全にモグリ。そんな堺市民、今まで聞いたことありません。ほんまに堺に住んでるのかさえ疑わしくなるレベルですね。 #堺市長選 #永藤英機 https://t.co/gIZ5hSxxRk
— 牛石 (@Semboku_minzoku) 2017年9月19日
ありえませんね。
維新の運動員の地理感覚は全くおかしい、地域で普通に生活している人間ではまずありえないような間違いを平気で言い立てるというのは、かねてから指摘されていたことです。
教祖からして謎の「おぎのちゃや」。過去にも「大阪都構想」で出してきた大阪の交通状況の地図がめちゃくちゃだったとか、狂信的な信者がわけのわからないことをいっていたことなどもありました。
https://togetter.com/li/794339
[caption id="attachment_5855" align="aligncenter" width="600"] 大阪維新が2015年に「都構想タウンミーティング」のパネルとして作成し、「都構想で市外との交通がスムーズになる」と訴えた謎の交通地図。野田阪神が西淀川区付近に描かれていたり、コスモスクエアが夢洲の上、あびこが市外に、千里中央が市内に、南巽・門真南・八尾南などに至っては奈良県呼ばわりという謎の地図(http://oneosaka.jp/pdf/panel/B-11_shi.pdf より)[/caption]
http://oskweb.wpblog.jp/post-5108.html
そして今回の問題。大阪市営地下鉄御堂筋線が地下を走っているだけで、御堂筋線の上を走る道路はすべて「御堂筋」というわけはありません。御堂筋線が御堂筋の下を走っているのは梅田~難波間だけです。
難波より南側は国道26号、大国町駅をすぎ、国道26号が国道43号の終点と接続する花園北交差点付近で向きを西に変え、特に路線愛称が付いていない道路(都市計画道路尼崎平野線)の下を通って動物園前駅・天王寺駅に至ります。天王寺駅より「あびこ筋」の下を通り、「あびこ筋」は大和川を越えて堺市に入ると「ときはま線」となり、終着駅の中百舌鳥駅までときはま線の下を通ります。
「ときはま線」は沿線在住だったり、沿線に土地勘があれば名称を認知している道路のはず。それを「御堂筋」と呼ぶなど、ありえない話です。