辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

維新の街頭タウンミーティングを見てきました

3月12日昼11時から西成区役所前でおこなわれた、大阪維新の会街頭タウンミーティングを見てきました。

西成区役所は岸里交差点・大阪市営地下鉄四つ橋線岸里駅前にあります。交差点では維新の会の人たちがビラを配っていましたが、受け取りはあまり良くなかったように見えました。

一人の老人が、維新の会の人に質問していました。「大阪都構想で税金安なるのん?」維新の人は答えに詰まっていました。

会場につくとそれなりに聴衆はいるといえども、立錐の余地はないというほどではなくスペースには余裕があり、鈴なりというほどではありませんでした。 (写真は11時49分頃) 西成区役所前タウンミーティング

昼12時を過ぎると、まだ橋下がしゃべっているにもかかわらず、目に見えて聴衆が減っていったのは印象的でした。拍手もまばらでした。

(写真は12時18分頃。車の上では橋下がしゃべっています)西成区役所前タウンミーティング

参加者からの質問で、最後に質問された女性のかたの質問が印象に残りました。

「今の西成区だと、区の南西の端の南津守でも北の端の萩之茶屋でも、区のどこからでも自転車で10分あれば区役所に着ける。大阪都構想だと区役所が遠くなると思うのだが」

橋下は「区役所はなくしません。今の大阪市だと24区だから、市長が全部見れません。だから大阪都構想で区長が今の5~6区を見る仕組みにする」

質問者は「今の区役所は支所になるということですか。市長が24区をみれないというのなら、区長が5区を見るのも一緒のような気がしますが」とさらに質問。

心なしか、橋下は回答に窮してたように感じました。

また会場では、維新の支持者という人が維新スタッフに話しかけている声が聞こえてきました。「投票率30%を越えなアカンなあ。頑張ってや」

投票率30%って、大阪市長選では過去最低の投票率だった28.5%(1995年)をわずかに超える水準。それを目指すとか維新の支持者ですら言うくらいなのだから、それだけ盛り上がっていないということでしょう。