辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

足立康史の居直り、あっさりと返り討ちに

維新の中でも特に悪質な問題国会議員、アホの足立康史(本人曰わく、アホは敬称だそうなので、一般的な日本語の用法とは異なるが、この人物限定で遠慮なく使わせていただく)が、辰巳孝太郎参議院議員にツイッターで喧嘩を売ったが、あっさりと返り討ちにされている。

足立の国会での一連の言動は、議案そのものへの審議ではなく、議案に何の関係もない野党や野党議員の名前を唐突に挙げて中傷するという手口。参考人まで中傷したこともあった。

こんな低レベルの質疑をする国会議員など、過去に記憶にない。

議案への賛否の立場はそれぞれあっても、このアホ(アホは敬称)はそれ以前の話である。テレビ中継の入る予算委員会の場を使って他党攻撃を故意に繰り返している。

他の政党ならば一発で、会派からの追放、所属政党の党籍剥奪のうえに議員辞職勧告など、政党から最大級の処分を申し渡される扱いになっても不思議ではない。しかし維新は、しばらく発言させない措置をとるだけ。以前にも発言制限措置をとったが再発したことになる。

国会でも足立の一連の発言には、何度も懲罰動議が検討されている。

それでも「私の国会発言のどこが不適切なのか」と居直るのは、自分は不適切発言をしているとも自覚できないアホ(アホは敬称)というほかはない。

信者からの揚げ足取りの「反論」

コータロー議員は反論ツイートで、維新は「当分の間、国会発言をさせない」としているが、当分の間では済まないことになる。と批判した。

しかし維新信者やネトウヨと思われる者が次々と現れ、「言論弾圧」などと斜め上の言いがかりをつけるリプが付いている。

国会議員の議場内の発言は、法律上の名誉毀損などからは免責されることが、憲法では定められている。しかしそれは、法律で免責されているから何をしてもいいという意味ではない。国会内の自治措置まで否定しているものではない。あまりにもひどい言動については国会内での処分が科せられることになる。

コータロー議員の「当分の間では済まない」などの発言は、国会内でより重い処分が科せられる可能性があるという意味に受け取るのが自然であろう。別に脅しでも言論弾圧でもなんでもなく、国会のルールに基づいた一般的な話を言っているだけにすぎないと受け取れる。

経過を無視して揚げ足取りをする維新信者やネトウヨは、無知極まりないといえる。

国会は厳しい措置をとるべき

アホの足立の暴言も問題だが、しばらく質問に立つことを自粛させるだけという維新の方針も、足立をかばっていると受け取れるもの。

ということは、維新という政党そのものが、あのような発言を容認していると受け取れるものである。

あのような発言は、与野党や政治的主張の中身とかそれ以前の話で、国会の運営そのものを根本から壊すものである。

国会での懲罰は、除名(議員資格の剥奪・追放)や登院停止などいくつかのものが定められている。国会としても懲罰の対象にすべきではないか。