5月17日。大阪市にとっては忘れられない節目。
2015年5月17日、当時の橋下徹大阪市長を筆頭にする大阪維新の会が仕掛けた、大阪市の廃止・解体、いわゆる「大阪都構想」の住民投票を否決した日。
あれから9年。この間、2度目の策動がおこなわれて再び否決したなどもあった。
それでも維新は、大阪市の廃止・解体をあきらめておらず、「3度目」があるとも観測されている。
大阪市の廃止・解体により、都市の権限が縮小すること、また現在市営として運営されている各種公共施設もバラバラにされて力をそぐこと、財源的にもひどいことになることなど、ろくなことが起きないと指摘されている。
各政党や住民団体だけではなく、個人としての手書きのビラやポスターで反対を訴える事例も相次ぐなど、反対の声が大きく広がった。
私たちの街のあり方、このような無法者に煽られるわけにはいかない。
維新は策動を続けているが、引き続き街のあり方について考えていきたい。