「都構想」2度目の住民投票から1年
2020年11月1日――二度目の大阪市廃止「住民投票」の投票日だった。大阪市の廃止・解体に「反対」の意思が集約され、大阪市廃止の策動は否決となった。
その日から1年となる。
折しも2021年は、10月31日が総選挙の投開票日となった。
11月1日の朝は、「大阪都構想」を推進してきた維新が全国的に議席を大量増加させる、大阪府内では「都構想」に賛成した維新と公明が全19選挙区議席を独占する、反対した自民党・立憲民主党・共産党は議席を減らす、比例区でも届かずに大阪関係の自民党や野党の国会議員も減少という状況の下で迎えることになってしまった。
1年後にこのようなことになるとはという思いもあるが、あきらめない、市民の共同の力で道を切り開いていくということにも思いをはせている。