国政選挙に立候補した人について、過去の国籍を公表しろ、帰化した人は元からの日本国籍の人とは別枠だとするような言い分。 これ、しれっと言っているが、出自による差別そのもの。 日本の選挙制度上、日本国籍があり一定年齢に達した人には被選挙権がある。過去の国籍がどうのこうのなどというのは、生まれたときから日本国籍の人と差を付けて、出自をあげつらう人権侵害・差別になってしまう。 これについては、厳しい批判が寄せられている。10月31日放送 TBSラジオ「総選挙スペシャル2021」に出演した維新の馬場幹事長の発言が話題に。その箇所を詳細に確認したら確かにひどい内容でした。
— HOM55 (@HON5437) November 2, 2021
「帰化された方などに関しては同じ日本人というカテゴリーとはまた別という理解ですか」という質問に対し、平然と「そうですね」と答える馬場幹事長。 pic.twitter.com/T55DSBDEaE
正直この『帰化日本人は区別しろ』って理屈、ネトウヨの中ですら『いや俺はそれは言わない、外国人参政権の是非はともかく日本国籍を認めた以上それは差別だよ』っていう人が結構いるくらいの暴論なんだけど、これを今や自民立憲に次ぐ第三党の幹事長が党の意見として公言するのは異常な事態ですよね https://t.co/ykftltnU6Z
— CDB (@C4Dbeginner) November 3, 2021
「ネトウヨでもいわないような暴論」だとか、「桜井誠の出る幕がない」とまで指摘されている。維新の発言はそれくらいの衝撃的なものだということ。 しかもこれが、維新という、国会に一定の議席を持つ国政政党から出された公式見解というのも。 こんな見解、ヤバくないですかね。あまりにも物凄くてネットの感覚が追いついてないけど、これ個人の放言じゃなくて、完全に維新の中で議論して出してきた『結論』なんですよ。比例で800万票取った政党が『我が党は帰化国籍を差別します』って言い切ったわけ。桜井誠が一番びっくりしてると思いますよ。もうあいつの出る幕ないものこれ https://t.co/SHxEELyiXQ
— CDB (@C4Dbeginner) November 3, 2021