辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

大阪府議選、国政野党系陣営の動き

2023年4月の大阪府議選。野党の擁立状況について、共産党が年末に思い切った決断をしたっぽい。
なんかここに方針が書かれている。


なるほど。
国政レベルではあまりうまくいってない状況も生まれた野党共闘を、大阪では追求する。野党系陣営の共倒れを避け、共産党が降ろせるところでは自主的に降ろしたり擁立見送りをする。野党系候補が共産のみのところではほかの野党系支持者の力を結集することに力を尽くす。そんな感じなのか。

吹田市・東大阪市では、次から定数が減らされ、ここで議席を持っている共産の現有議席2議席も空白のおそれも出ている危機となっている。立憲は擁立する動きはない様子で、ここでは共産党の必勝を目指す。

一方で立憲の現職がいる高槻市・島本町と、枚方市では、共産は候補者擁立を見送る。枚方市では内定していた予定候補者を取り下げる方針。茨木市では、社民党が擁立方針を決めたことにあわせて、共産党は擁立を見送る。

そして野党系候補者が共産のみとなっている豊中市や八尾市などでは、野党支持者の受け皿になることを目指す。

だいたいそういったことが書いてある。

一方的に降ろすとかそういうのではなく、自然と棲み分けて野党全体のパイを増やすとかそんな感じなのかもしれない。

大阪府議会では定数減や小選挙区制の悪影響で、維新が増えすぎている。自民党も維新に対抗するという意味では一定の存在意義はあるだろうし、支持層の受け皿にはなるべきだろうが、維新は嫌だが自民党もちょっと違うという立場のリベラル系陣営の受け皿というのも必要。

リベラル系全体としても一定の勢力となることが期待される。