辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

大阪ダブル選挙、共産党が候補擁立へ

2023年4月9日投開票予定の大阪府知事選挙・大阪市長選挙。

各紙で報じられている。

報道によると、

党関係者によると、候補予定者には地元の元国会議員の名前などが挙がっているという。

朝日新聞2023年1月7日 大阪ダブル選で共産が独自候補を擁立へ「カジノストップの旗を」

知事選、市長選ともに無所属で立て、党が推薦する予定。1月中にも会見を開き、まず知事選の候補予定者を発表するという。

朝日新聞2023年1月7日 大阪ダブル選で共産が独自候補を擁立へ「カジノストップの旗を」

などとしている。

※追記:共産党などは2023年1月7日、たつみコータロー元参議院議員を大阪府知事選に擁立すると発表。

非維新陣営では、現在のところ候補者擁立が難航していると聞く。自民党が中心となって候補者を探しているとも聞くが、擁立には至っていない。また非維新系で非自民系の市民団体などからも擁立の動きなどは具体的に見られない。

共産党はほかの団体の動きを見ながら最終判断する・一応いつでも候補者を出せる準備はあると受け取れるようなという話も、過去に報道でなされていた。4月に選挙だと、1月にはどのような方向性であっても構図を具体化させていくような必要はある。このタイミングで出すのがリミットであり、擁立するのならそれは歓迎できることである。

カジノ・IR問題については、自民党内でも温度差があると聞く。自民党は国政レベルでは推進だが、大阪市会では「計画がずさん」だとして当該案件についてはそのまま推進すると問題がある扱いで反対に回った。大阪府議会では容認した。共産党の立場からみれば、このあたりをはっきりしていないから難しいという判断なのだろうとは思われる。

維新はカジノ・IRを推進し、いわゆる「大阪都構想」などとあわせて、大阪府政・市政に大きな悪影響を及ぼしている。

カジノ・IR問題をはじめ、教育、学校統廃合、子ども政策、くらし、景気、医療、道路や公園などの整備など、府政・市政の課題を幅広く打ち出してほしいと願う。

大阪府政・市政を変えるために、維新に対抗できる候補者を擁立する、「不戦敗」は避けるという、第一段階をクリアできそうな状況になった。今後具体的な政策に注目したい。