2023年4月9日投開票の大阪市議選、深刻な結果になっている。
維新が議席を大幅に増やし、単独過半数。
一方で自民党や共産党は現有議席を減らす結果に。
詳細についてはさらに分析が必要かもしれないが、とりあえず気づいたことをメモ。
- 投票率が低下した分、組織票を持つ政党が有利になっているのではないか。
- 維新はもはや組織票となっている。
- 自民系あるいは共産系が対立候補を出せない「空白区」も目立った。そのことで、有権者に投票に行く動機が薄れたのかもしれない。
- 維新が候補者を増やしたことが奏功している。
- 維新というだけで票を集める。維新系でも、無所属出馬すると一気に票が離れて泡沫化する。
具体的な議席はこんな感じ。
- 維新 現有40→立候補者50,当選者46
- 公明 現有18→立候補者19,当選者18
- 自民 現有14→立候補者19,当選者11
- 共産 現有4→立候補者16,当選者2
- 立憲 現有0→立候補者1,当選者0
- れいわ 現有0→立候補者2,当選者0
- 無所属 現有4→立候補者18,当選者4
- ※うち維新系無所属は現有0,立候補者1,当選者0
- ※非維新系・反都構想系と明確に判断できる無所属は少なくとも8人、当選者4(いずれも現職)