辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

維新支持者とレイシストがつるんで市職員攻撃

2020年11月に実施された大阪市廃止策動の住民投票に関連して、仮に大阪市を廃止した場合の財政シミュレーションを財政局が算出したことに、「自分たちにとって都合が悪い数字が出た」として維新関係者が難癖を付け、財政局関係者を吊し上げた問題があった。

この問題に関連して、「市民団体」が2021年3月15日付で、2021年3月末に任期満了・退職を迎える財政局長の退職金支給差し止め訴訟を起こしたと報じられた。財政局長の行為は懲戒免職相当だと主張しているという。

https://www.sankei.com/affairs/news/210315/afr2103150006-n1.html

https://www.sankei.com/affairs/news/210315/afr2103150020-n1.html

記事では、ここでは実名を引用しないが、「市民団体」代表の氏名が出ている。その代表に関する内容を調べてみると、おかしなことが浮かび上がる。

当該人物やその周辺は、「都構想」住民投票で「反対多数」となったことについて、不服申立をおこなっていた。

2015年の橋下徹の大阪市長退任時には、退任の日に市役所前に集まった市民として登場し、実名で取材に応じている。

「大阪を愛してくれてありがとう」と書かれた横断幕が掲げられ、橋下氏の顔をプリントしたTシャツを着込んだ女性ファンらが橋下氏の登場を待った。(中略)午前9時から場所取りをしたという大阪市港区の****さん(63)は「政治に興味を持たせてくれた橋下さんに感謝の気持ちを伝えたくて。政治家引退は寂しいけど、絶対に国政に帰ってきてくれると信じている」と涙をぬぐった。

https://www.sankei.com/west/news/151218/wst1512180080-n1.html

また維新の森夏枝衆議院議員の後援会の政治資金収支報告書によると、2018年6月11日付で当該人物と同姓同名の人物が主宰する「ふれあいハートの会」に会費2万円を支払っているという記載がある。「ふれあいハートの会」の住所は「大阪府大阪市北区中之島1丁目3-20」。この住所は……大阪市役所。

そして、財政局長の退職金差し止めを求める市民団体のウェブサイトも出てきた。

「大阪の明日を考えるおばちゃんの会」

http://mid.parfe.jp/kannyo/oosakaasuobatyann/top/top.htm

連絡先が・・・。

事務局が吹田市某所になっていて、事務担当が増木某なる女性名。

その吹田市某所の住所、元在特会のレイシスト「マスキクン」こと増木重夫が拠点としている場所。事務担当の増木某は、いろいろと情報を掘ってみるとマスキクンの妻のようである。マスキクンと一緒になって、不正行為をして摘発されたという新聞記事の残骸も見つけることができた。

連絡先として示されているメールアドレスは、維新・辻淳子大阪市議(西成区選出)が会長を務め、マスキクンが事務局長を務める「教育再生百人の会」と同じ。

また、「おばちゃんの会」のウェブサイト自体も、マスキクンのウェブサイト内に設置されている。

なかなかすさまじいことになっている。

維新支持者とレイシストがつるんでこのような行為をしているということになる。