辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

フラワーデモに現れた「反差別」ポスター

東京新聞2025年9月15日付の記事が目にとまった。

「生活が苦しいのは、外国人のせいじゃない」 差別や排外主義なくそう、JR浦和駅東口でフラワーデモ 

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これ、フラワーデモの趣旨と異なる主張になっている。

フラワーデモは、性暴力の根絶を訴えるものだという。

もっとも、その目的に反して、自分が他者におこなった悪質なパワハラ・モラハラなどのハラスメント加害や、他者に対しておこなった不適切な行為をごまかすために、「自分は女性だから何をしても許される。自分の不適切行為に苦情が出るのは女性差別・性暴力」かのようなミサンドリーを振りかざして、自分のハラスメント加害への指摘を「性暴力被害者」だとすり替えた、とんでもない悪意の輩もごく一部にいて、それに主催者が同調したという、デモの趣旨に反する事件も、ごく一部に発生している。

当方が知りうる限り、そういう利己主義的な悪意をもった者は2人いた。加害者は偶然だが、両方とも当時地方議員で、群馬県の町議と埼玉県の市議だった。

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そういう一部のおかしなもののデモの趣旨を破壊するような行為についてはともかく、性暴力の問題を扱っていたものである。

趣旨の異なる「外国人差別」

それがなぜ、趣旨の異なる「外国人差別」の問題になり、しかも個人が作成したがその界隈からは共産党のポスターかのように扱われている「バラ」のポスターが掲げられるのか、全く意味不明である。

このバラのポスター作成者に近い「しばき隊」界隈は、2025年になり、埼玉県戸田市での共産党候補者(市議)の宣伝の妨害、参政党への妨害など、とんでもない行為を繰り返している。

戸田市の事件は、選挙期間中に発生した。2025年1月、ポスターを作成した人物にも近いとみられる「反差別」の人物が、レイシスト候補者の宣伝に嫌がらせをした。その後駅の反対側で宣伝していた共産党候補者を見つけ、「(候補者とは面識がなかったが)飛び入りで宣伝の手伝いをします。」と申し出て、候補者側も「面識のない人だが、これまでも飛び入りで手伝ってくれた人はいた」という経験から、申し出を了承した。

しかしその人物が直前の喧嘩の続きを共産党宣伝内で始めた形で、相手のレイシスト候補者を「選挙妨害じゃないか」と呼び寄せ、もめた形になった。

直前にその人物とレイシストとされる候補者がもめていたことなど知らなかったとみられる当該共産党候補者や選挙スタッフは、想定外のことに困惑し、その後も選挙宣伝の計画変更などを余儀なくされた。

当該候補者陣営は、その人物が共産党員だと知って、中央委員会にも対応を求めていた。しかしその人物と近いYouTuber小池晃の動画で、その人物を一方的に持ち上げ、候補者への誹謗中傷が激化した。

そしてそれ以降、「しばき隊」界隈の共産党乗っ取りが過激化した。また、実情や解決の手法にはそれぞれ段階を踏むべき各種の差別問題を「外国人差別」にまとめて、しかも「加害者」と見なしたものを一方的に罵倒する短絡的な手法で、暴力的な攻撃が目立つようになった。

そして、2025年7月の参議院選挙では、「しばき隊」界隈からの「参政党カウンター」など、暴力的な選挙妨害行為もみられた。

似非「反差別」と「極左冒険主義」

そして「しばき隊」好みの似非「反差別」が、かつての人権侵害の温床になった「解同理論」の再来のようになり、左派を名乗った人たちの「極左冒険主義的」な行動を巻き起こした。

また「トランスヘイター」も刺激する形になった。「しばき隊」と「トランスヘイター」は、表向きは対立しているようには見える。しかしよくみれば、同じところから生まれたもの。

2021年総選挙前後から、「トランスヘイター」を含む、いわゆる「ツイフェミ」・ミサンドリー・男性差別主義者が、左派陣営に取り憑き、左派の力を大きくそいだ。

その後トランスジェンダー問題が顕在したことに取り巻き、ツイフェミが分裂した。

Colabo仁藤夢乃や三重県議吉田あやかのような、トランスジェンダーには特に言及しないながらも、ミサンドリーの立場を鮮明にして、男性差別を平気でおこなうようなミサンドリスト。

一方で、「女性スペース」「生物学的女性」などとわめき、トランスジェンダー女性を性犯罪者呼ばわりするようなミスリードで、ミサンドリーの立場を鮮明にしたトランスヘイター。

それらの、どちらも近づくなという連中が、左派を取り込もうとして暴れている。

前者は共産党の庇護を受け、調子に乗って暴れている。後者は「共産党が自分をちやほやしなかったからけしからん」という逆恨みで暴れている。

そして仁藤夢乃は2025年7月、しばき隊のごとく、参政党へのカウンターをかけ、その際に参政党の運動員の前で転倒してケガをしたと訴えた。

フラワーデモの乗っ取り

フラワーデモと「排外主義に抗う」というのは、全く別のものではある。しかしながら、「差別や人権侵害に抗議する」という、かなり雑な一点で、協同したような形になっている。

「差別」「人権侵害」という一点で雑にまとめても、それぞれの置かれている状況や、解決への方策は、各課題ごとに大きく異なる。

それを無視して「反差別」「排外主義」に矮小化することは、解決の方向性を見失い、解決策を遠のかせることになる。

フラワーデモには、前述のように、おかしな似非「フェミニスト」・ミサンドリスト・自分の加害をごまかすために「性暴力被害者」を偽装した利己主義者の乗っ取りを一部に許したという問題はある。

しかし「外国人問題」は、全く別のイシューである。混同するとおかしなことになりかねない。