辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

錯綜した報道

なんだかよくわからなくなってきた。

2024年1月1日の能登半島地震で、避難者が多数避難してきた高校での「自販機」騒ぎ。

読売新聞が「1月1日夜、同校で自販機荒らしがあった」「女性が指示し、男性数人がこじ開けていた。男性は、『緊急ですから』と声をかけて、そのまま立ち去った」と報じた。

しかし北國新聞がそれを打ち消す記事を出した。北國新聞によると「避難者が、管理者の許可をもらって、取り出した飲料を避難者に配った」「警察は、事件性がないと判断した」と報じた。

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そして読売新聞がさらに、1月20日付で、「自販機の設置業者が被害届を出した」と報じた。業者は「許可は出していない」と話している。校長の談話も載せ、「学校関係者の許可は得ていない」「当日、教職員は学校にはいなかった」「後日知らされて驚いた」などとしているという。

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報道内容が食い違いすぎて、何が何やらさっぱりわからなくなっている。

X(旧ツイッター)などでは「自販機会社が、修理費用を保険でまかなうためではないか」という観測もされている。その見立てがあっているのかどうかはわからないが、ひとつの見解としてはそうなのかも。

一般的的な話として、報道内容というものは必ずしも正しいものではない、情報は多角的に仕入れて判断していく必要があるということなんだろうか。