辺境の雑記帳2nd

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「ツイフェミ」の障がい者差別発言がネットで炎上

2024年1月、ツイッター(現名称・X)で、障がい者の家族に対して、「ツイフェミ」が障がい者差別発言をおこない、炎上している。

togetter.com

元のツイートをそのまま引用するのもはばかるものではある。まとめ直すと、「女性にとって、障がい者の男性は危害を加えられたりの話も聞くし、恐怖感を感じる。周囲は、不安感を払拭する対応をしっかり取らない限り無理」とでも言いたげなものとなっている。

こんなもの、ド直球の障がい者差別。しかも、女性の不安感を盾にして、差別・ヘイトを正当化している、女性だから守られて当然、ほかの属性には差別してもいいとばかりの、とんでもないものとなっている。

ツイフェミ・男性ヘイト、およびその派生としてのトランスヘイトは、ここまでも悪質なものとなってしまっている。

「ツイフェミ」が「自分の不安感=女性の不安感」扱いでお気持ちを振りかざし、自分の気に入らない属性を持つ人に対して、その属性だけで殴りかかっても構わない、差別しても構わないという態度は、かねてから問題になっていた。

これまでは、社会的経済的に不利な立場に置かれ続けているいわゆる「弱者男性」や、特定分野の趣味者であるいわゆる「ヲタ」という、迫害されている属性ではあるが被差別の矛先が当たりにくい属性の人たちに対して、「ツイフェミ」は攻撃を加え、正当化してきた。

この時点でも、それを「弱者男性」「ヲタ」から「外国人」「人種」などほかの属性に置き換えれば、そのままどストレートの差別だという強い批判が起きていた。

そして「ツイフェミ」は、「弱者男性」や「ヲタ」という「叩いてもいい」認定した属性に凶悪な矛先を向けた「成功体験」から、差別の矛先を広げるようにもなっている。

2023年後半頃には、成人女性よりも圧倒的かつ絶対的に弱い立場であることは明らかな「乳幼児の男の子」に矛先を向け出し、「成人女性への加害者」扱いするかのような「ツイフェミ」も出てきた。

さらに今回は、「障がい者」に矛先を向けている。

これらのことで、「ツイフェミ」の「自分たち以外は差別する」という凶悪さがより一層浮き彫りになっている形にもなっている。

「ツイフェミ」は、現代社会の人権感覚を全く理解していない、それどころか差別を正当化する手段として、「女性だから被害者でなければならない」というお題目を恣意的に振りかざしているのかと、唖然とする。