辺境の雑記帳2nd

ニュースや時事問題の考察など

似非「フェミニスト」の横暴、その克服を

ツイッター(現・X)で、ある書き込みが目にとまった。

まぁ、いま主流化してる「フェミニズム」(「」付きだが)のイデオロギー的な発展の仕方を見てると、トランス女性を排斥して「染色体が女性である」女性のみの為に実践する。と言うのは、極めて正当なんだよね(´・ω・`) 「女性」への無限の利益誘導と権利簒奪・他の存在に君臨するのが優先であるので

つまりは、「フェミニズム」(「」付き)自体が、元からファッショ的であり民主主義と敵対するイデオロギーに育まれてきたと言う経緯もあるし、「女たち」と言う言葉を簒奪して「自分たち」の言い換えとして使ってきてたのだから、トランス女性*など*を排斥するのが、当然の「進化」ではあるのだよ

ぶっちゃけ、「女たちは」と言う言葉が実際には染色体としての”女性”全体をも指すものではなく・「自分たち」とその周縁のみを指す言葉として、フェミニズム運動の中では、それこそ80年代から使われてきてるんだから、「よそ者」「異物」を女性扱いせずに排撃するのもセットだったわけでねぇ(´・ω・`)

言い換えると、今、日本なり韓国なり米加などなりで政治的に主流派である(強い政治力を得てほかを圧倒してる)「フェミニズム」とは、女性性の簒奪・不法占拠と集団エゴイズムの追究をセットにして、他者に対して強権的に振る舞い苛烈な搾取も行うのが当然である。と言う物な訳でね(´・ω・`)

内部で、トランス女性に対する不当極まりない中傷どころか、在特会真っ青のヘイトスピーチとヘイトクライムが横行してるというのは、共同親権問題で頑なに単独親権に拘泥して・貫徹するためにデマや詭弁・非論理的かつ現実と正反対の論議を流布してる状況と、実は同様のものなんだよね。

「フェミニズムは既に死んだ。本当に人権や女性の権利向上やジェンダー平等を求めるのならば、フェミニズムを捨て・新しい理論や思想をゼロベースで構築する以外に道はない」。

本当に女性全般の権利を求めるのならば、フェミニズムを捨てよ。 太古のフェミニズムやウーマンリブの一部にあったであろう根本の想いやヒューマニズムと繋がりを持てるような物だけに一旦削ぎ落とし直した上で、再構築された新しい理論と実践によって、今の怪物化したフェミニズムを凌駕淘汰せよ。

とか、無責任に聞こえるかも知れないけど、ここ何年かはガチンコで思ってる訳ですねぇ(´・ω・`)

本当に普遍的人権に根ざしたフェミニズムを求めるのならば、一旦フェミニズムを捨て去って作り直すしかない。 なぜなら、現在のフェミニズムは階級闘争も女性の権利も簒奪して、貴族が専横するような腐敗した物に堕落してもいるからである(´・ω・`)

という長文の連続ツイート。

このツイートで指摘されていることには、当方もほぼ同じ問題意識を持っていて、大筋で同意である。

表向き「フェミニズム」を偽装しながら、実際は「自分自身とその手下」が特権階級、その自分自身が「女性の性別」を持っているから、女性を特権化して振りかざす、自分の認めない属性(男性、および自分たちに従わない女性)にはどんな横暴をしてもいいという差別意識むき出しで、しかも在特会レベルでの差別を振りまく、似非「フェミニズム」への痛烈な批判。

oskweb.hatenablog.comそしてその似非「フェミニズム」は暴走し、女性専用車両や痴漢冤罪の正当化など、男性を一方的に「強者」と決め付けての男性ヘイトと、普通に考えれば成人女性よりも圧倒的に弱い立場の未就学男児への攻撃まで加えている。さらに、トランスジェンダー女性へのヘイトも加えている。

これでは、ジェンダー平等どころか、その正反対の女尊男卑である。さらに、女性の中でも特定の女性を排除する排他的思想である。

そしてその男性差別およびトランス差別は、壷的な価値観とも結びつき、在特会レベルのヘイトクライムにもつながる。

「フェミニスト」とは、「女性を絶対的弱者扱いで守れ。ちやほやしろ」という家父長制パターナリズム的発想とは、相容れないはず。しかし現在の自称「フェミニズム」は、そういうパターナリズムを積極的に取り込み、周囲の男性に原罪意識を持たせてそういう思想を押しつける、悪質なバックラッシュとなってしまっている。

こんなものは、統一協会や日本会議などと同類のカルト極右であり、また在特会レベルのヘイトクライムである。しかしこういうのが表向き「左派」を偽装し、いわゆる左派系勢力に取り憑いているというねじれが生じている。立憲民主党や共産党なども、それでやられてしまっている。

こんな時代錯誤の古い価値観、お断りである。現代民主主義的な価値観だからこそ、自称「フェミニスト」のような時代錯誤のジェンダー観・バックラッシュ・保守反動的価値観とは、一線を画する。